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トレーナーの種類とお客様の集客に効率的なグループ指導のメリット

寄稿

2020.06.09

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こんにちは。フィットネス作家の鎌田安奈です。インストラクター・パーソナルトレーナーとしても活動中。今回は、トレーナーがグループ指導をする力を持つということの利点(そして、いずれハイブリッドな働き方を目指す)についてお話をします。

あなたのイメージする「トレーナー」とは?

まずは「トレーナー」としての働き方を整理しましょう。求人を見ていてこのページにたどり着いたあなた。
「トレーナー」という仕事をどういうイメージでとらえているでしょうか?

・個人顧客に対して、ダイエットやボディメイクを指導する
・スポーツチームで選手の健康管理やトレーニング指導をする
・プロの試合などでテーピングしたり、選手の怪我のリハビリをする
・劇団や歌手のツアーについて行って、アーティストの身体の管理をする
・常にジムにいて、会員さんにマシンの使い方やトレーニング方法を教える
・ダンサーや俳優の身体を作り上げる
…などなどなど。

いかかでしょう?あなたが思っているイメージに近いものはありましたか?あなたがなりたい!と思ったトレーナー像はどのイメージに近いものでしたか?『トレーナー』と一口に言っても、上記のように幅広い仕事があります。体育系の専門学校や大学で「トレーナーを目指して入学しました」という生徒たちが持つイメージは、まず自分がやってきたスポーツやプロスポーツの世界で活躍する姿。
 
一方、社会人になり、趣味でジムに通い、ボディメイクやボディビルにハマって、これを教える側に回りたい!となった時に思い描くのは、いわゆる個人顧客を相手にジムで指導する姿…ではないでしょうか?
 
え?そっち??と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。見たことも聞いたことのないものは、イメージすることもできません。自分の知ってる(イメージできる)姿が、あなたの未来像になっていきます。

どこで活動していますか?

では、あなたが活躍する「場」(施設など)は、どんなところを想像していますか?
 
昨今は、個人指導しかしない「パーソナルジム」(大手、個人経営にかかわらず)という施設も増えてきました。プール、ジム、スタジオのある「フィットネスクラブ」(スポーツクラブとも言います。厳密にいうと、違いがあるのですが、その話はまたいずれ…)公共の運動施設、病院などのリハビリ施設、高級マンションやホテルに併設されているジム、高級老人ホームやデイケアなどの運動施設、エステやゴルフクラブの併設ジム…。これからの時代は、オンライン指導や動画などでの指導という選択肢も出てくるかもしれませんね。

誰を相手に指導していますか?

さて、あなたはトレーナーとして、誰を相手にしていますか?
「トレーナーになりたい」と思ったときに、あなたが思い描く『トレーナー像』とは、どこでどんな人を対象にどんなことを指導しているのか、出来るだけハッキリイメージしておきましょう。なぜなら、前述した様々なシチュエーションで必要とされる資格、能力、学ぶべきことは全くなってくるからです。
 
ざっくりうーんとまとめて言うと
よく聞く(聞かない?)名称を列挙すると、
「アスレティックトレーナー」
「ストレングスコーチ」
「コンディショニングコーチ」
「スポーツインストラクター」
「パーソナルトレーナー」
の5つかと思います。

どこがどう違うのか?
これもうーんとざっくりまとめると
「アスレティックトレーナー」「ストレングスコーチ」「コンディショニングコーチ」の3つは『スポーツトレーナー』とも言い、スポーツ選手などアスリートのサポートが主な業務になります。
一方「スポーツインストラクター」は、一般の人が対象となります。
「パーソナルトレーナー」はスポーツインストラクターの中に含まれます。
 
ここまでで、すでにあなたの中でもざっくりと「誰を相手にしたいのか」イメージが分かれてきたと思います。

もう少し詳しくみていきます。
「スポーツトレーナー」は、メディカル部門を担当する「アスレティックトレーナー」(スポーツドクターやコーチと連携して競技者の健康管理、傷害予防、救急処置、リハビリテーションなどにあたる)と体力管理部門を専門におこなう「コンディショニングコーチ」(それぞれの競技に適した肉体をつくりあげるストレングス(筋力)トレーニングや競技者のコンディションを調整する。フィジカルコーチとも呼ばれる。)に分かれます。
アスレティックトレーナーはメディカルコーチやメディカルトレーナーと呼ばれることもあり、『治療』をおこなう場合は柔道整復師や鍼灸師(はり師・きゅう師)、あん摩マッサージ指圧師などの国家資格をあわせもつ必要があります。

一方のフィジカルコーチやトレーニングコーチは、選手が怪我をすることなくフィジカルピークパフォーマンスを達成するよう安全で効果的なトレーニングプログラムを計画/実施する専門職です。解剖学/生理学/運動学/神経学/生化学/内分泌学/栄養学などの専門知識に加え、最新の研究結果を考察する能力も必要です。さらに細かく言うと、ストレングスコーチは筋トレや体力づくり、コンディショニングコーチは栄養学やケア、と扱う分野が分かれてきます。

こういった分野に必要な資格としては、公益財団法人 日本体育協会公認アスレティックトレーナー:JASA-AT
国際的にも知られるコンディショニングコーチ資格の「認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト(CSCS)」などがあげられます。
資格に関しては、そこに特化した記事も上がっていますのでそちらをご覧ください。

NSCAの資格取得のメリットについて
https://fitness-salon.com/post/view/meritofNSCA
パーソナルトレーナーの3大資格を徹底比較!
https://fitness-salon.com/post/view/qualification 

つまり、Jリーグでテーピングの箱をもって走ってきたり、オフシーズンにプロ野球選手やVリーグ、Bリーグの選手をしごいてる(?!)笑のはこちら属性のトレーナーということです。プロスポーツチームであればアスレティックトレーナーとコンディショニングコーチがそれぞれ別に存在していますが、実業団や弱小チームなどであればスポーツトレーナー、アスレティックトレーナーとして両方を兼任することもあるでしょう。(『治療』に関しては国家資格が必要ですので、取得資格によって出来ること出来ないことが決まってきます)

さて、一方の「スポーツインストラクター」です。こちらは、運動施設の利用者をサポートします。前述したトレーニングジムやフィットネスクラブなどさまざまな施設で、利用者や生徒が「運動」を楽しく、安全に続けられるように指導することがメインになります。なので、ざっくりいうと「トレーナー」も「インストラクター」も「コーチ」も同じ「スポーツインストラクター」のくくりになります。
(余談ですが、税務署やお役所などでの手続きの際に、職業「トレーナー」というと「ん?」という顔をされますが、「スポーツインストラクターです」というと「あー、はいはい。」といわれるのは、職業のくくりがそうなっているからです。)

具体的には、「トレーナー」としては、トレーニングメニューの作成、取り組み方や器具の使い方の指導、有料無料の差はありつつも、利用者のレベルや目的に応じて楽しく、かつ安全に運動できるようさまざまな面からサポートします。各々の目的はダイエットやメタボ対策、ストレスの解消、腰痛の改善などさまざまで、赤ちゃんからお年寄り、また障害のある人や病後の人など年齢や性別も幅広いのが特徴です。
 
働き方としては、フィットネスクラブや公共運動施設の社員、職員、アルバイトが行っている、常時ジムにいて、必要な指導を行う(無料:会費の範疇) 「ジムトレーナー」。そして、有料プログラムであるパーソナルトレーニングを担う「パーソナルトレーナー」があります。パーソナルトレーナーは社員が兼任している場合もありますが、業務委託(フリーランス)のトレーナーも多くいます。レッスン担当インストラクターと兼任している場合もあります。

トレーナーへの道

では。その「憧れのトレーナー」になるにはどのようにすればいいのでしょうか?
 
「スポーツインストラクター」になるには、大学や専門学校で知識を身に着けつつ、資格を取ってスポーツジムなどに就職(アルバイト含む)するのが一般的です。
また、働きながら有給などを利用して民間資格を取得し、転職するという方法もあります。ただし、「アスレティックトレーナー」の場合は、民間資格を取得したあと、プロや実業団のスポーツチームの専属トレーナーとなるのは非常に狭き門。そういったトレーナー集団である会社に就職するといった方法のほか、鍼灸、マッサージなどの国家資格を取得し、接骨院や鍼灸院、治療院などの施術所や整形外科などの医療機関で臨床経験を積み、生計を安定させたうえで、アスレティックトレーナーとしての実績を重ねるという人が少なくありません。(多くのチームや会社では、アスレティックトレーナーとして働く場合には「鍼灸・マッサージ」の国家資格を持っていることを条件にしています。

スポーツジムやトレーニングジムには、一般の人以外にもアスリートや芸能人、社長など様々なニーズを持った人が潜在しています。そういった人のニーズをとらえ、より満足できるトレーニングを提供できれば「固定客」としてあなたを専属のトレーナーとして雇おうと思ってもらえるかもしれません。

集団指導力の活用

そこで!!!やっと本題。
 
トレーナーとしてジムデビューして、その日から「あなたにトレーニングをみてもらいたいです!」とお財布を開いてお客様が待っていてくれる…なんてことは、まずあり得ません!(断言!)

施設にトレーナーとして入る(採用試験、オーディションなど)、様々な研修を経て、デビュー。そこから先は、とにかくお客様と出会うことから始まります。大手のパーソナルジムであれば、一人のお客様に対して何人ものトレーナーが対応するので、自分から出会う必要はないかもしれませんが、一般的なフィットネスジム、トレーナー検索サイト、オンライン(YouTubeなど)指導では、とにかく一人でも多くの人に自分を知ってもらうことが大事になります。体験会やお試しセッションなどどんどん開催して、まずはとにかくお客様候補の方々との接点を作る必要があります。
 
そんな時、ひとりひとりに声をかけ続けるのも大事ですが、「集団指導」「グループ指導」が出来れば、いっぺんに多数のお客様と出会うことが可能となります。お客様側からしても、最初からマンツーマンは、心理的ハードルが高いもの。大勢の中の一人として埋もれながら指導を受けてみて、そこで楽しければ、効果を感じられれば、信頼に値すると感じてもらえれば、次のステップに…という流れが用意になります。

一般的には、無料診断、カウンセリング⇒お試しセッション(無料)⇒有料セッションというプロセスですが、ここに集団指導のプロセスが入ると、体験レッスン⇒常設レッスン(無料)⇒イベントレッスン(安価な有料)⇒常設レッスン⇒スペシャルイベントレッスン(人数を絞ったやや高め価格)⇒個別無料診断、カウンセリング…と、信頼を得ながらお財布を開くことの心理的抵抗を減らし、お客様から「先生に個人でみてもらいたい」と言ってもらえる流れを自然に作ることが出来るのです。

また、アスレティックトレーナーとして活動する場合でも、特にフィジカル担当のときはチームまるごと、まとめて何十人もーニングするという場面も出てきます。そんな時、いやマンツーマンなら見られますが…なんて言ってたのではお話になりません。

学校の、部活のように参加するメンバーの年齢や体力レベルがある程度均一ならともかく、参加者が一般人の場合、年齢層も体力レベルもバラバラ。運動歴の浅い人や何らかの生活習慣病の危険因子を有していることも稀ではないかもしれません。医師から運動を進められてきた…というような、すでに健康上の問題を抱えている人もいるでしょう。ここは、一つ配慮が必要です。「集団指導」をきちんと学ぶ必要はこのあたりです。しかし、医学的配慮や他社の手助けを必要としない明らかに健康であろうと思われる人が対象であれば、大人数を合理的かつ効率的に運動させることのできる集団指導は「使えるワザ」なのです。(パーソナル指導の時は対象者の特性やニーズを細かく把握して対応するので、問題を抱えている人々に対しても有効です。)

集団指導力の発揮ポイント

そこで、グループ指導を行うには知っておきたいポイントがあります。
『グループダイナミクス』(集団力学)をうまく使うということです。グループダイナミクスとは集団の構成員間に生じる「集団力の動き」のことであり、あるグループの中でそのメンバーが相互に影響を及ぼしあってグループが発展していくプロセス、あるいはその集団とその構成員の間の関係を意味しています。

うーんとざっくりまとめていうと、そこに運動しようとして集まっている人々がどんな理由によって集まっている集団なのかを推測し、把握することによって、効果的な環境を作ったり指導法を選択するうえで役に立ちます。
 
【タイプ別・グループエクササイズ参加理由】
・やる気満々で、仲間と交流しながら運動の効果や成功体験を得たいタイプ
・プライバシーは保ちながら、集団の中で運動効果や成功体験を得たいタイプ
・自分一人では自信がないので、指導者や周りの参加者のサポートを期待して参加するタイプ
・新しいスキルを身に着けることに興味があるタイプ
・人から誘われた勧められたので参加するタイプ
・社交の場、人との共通の趣味を持つために参加するタイプ
 
目の前にいる参加者たちがどのタイプに当てまるかは、観察したり対話することである程度推測できます。やる気満々の集団であれば、プログラムの内容や指導者に対する評価は厳しいですが、気に入ってもらえれば継続率は高く協力的ですし、指導者からの支援を必要としていそうなら、積極的に声がけを行う、運動に慣れていない、好きで来たのではない…などの人達であれば、効果効能を説明したり、身体をうごかす楽しさを経験させたりすることが有効になります。

そういった体験の積み重ねを繰り返す中で、さらに「個別対応」を要望する人、必要だと思われる人へのご案内は、有力な営業力となります。こちらから、いかがですかとお勧めしなくても、「あなたにトレーニングをみてもらいたいです!」とお財布を開いてお客様からやってくる、といった理想の状態を生み出すことが可能となるのです。
 
是非とも、グループエクササイズ指導を学ぶ機会があれば、「自分はそういうタイプじゃないから。」と嫌がらずに学んでみてください。きっとあなたの役に立つと思いますよ。

▼ライター
鎌田安奈(annna  kamata)
現在は、インストラクター&パーソナルトレーナー&フィットネス作家として活動中。
フィットネスクラブ、公共体育施設、企業フィットネス、サークル等幅広く指導の場をもち、中高年からシニアに向けて、「介護いらずで一生元気!」をモットーに活動している。
座右の銘は、明るく元気でお気楽に。
最近は、ハリウッドで活躍するスタントマンに弟子入りし、アクションの練習と撮影にハマっているが、実はオタクでインドア派。

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