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地方でパーソナルジムを開業するメリットとデメリット

寄稿

2020.06.15

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地方でパーソナルジムを開業したい、と考える時「首都圏などに比べ厳しい運営が強いられるのでは?」と不安に思う方も多いと思います。確かに首都圏で開業し経営する場合と比べ様々な違いはありますが、地方でパーソナルジムを開業し成功させる事も十分に可能です。 但し地方でのジム開業を考える時、地方特有のニーズや地域性、開業に向けたメリット・デメリットについて理解しておく必要があります。それを知らず首都圏などと同じ感覚でジムを開業してしまうと、大きな失敗を招く可能性が高くなるといえます。今回は地方でのパーソナルジムを開業する上での可能性や難しさ、メリット・デメリットについて紹介していきます。 地方での開業を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

地方でのパーソナルジム開業のメリット

地方にパーソナルジムを開業する大きなメリットは、首都圏に比べ開業時だけでなく開業後の運営においてもコストを抑えやすいと言う点です。パーソナルジムの経営で得られる利益は様々ですが、大まかな計算として

(入会金など + セッション料) - 経費

となるので、首都圏と同じ水準の入会金やセッション単価での運営を地方に持ち込む事が可能であれば、その分大きな利益を生む事が可能です。そのため首都圏で様々なキャリア(資格取得やスキル向上)を積んだ事によりセッション料を高く設定する自信のある方にとって、高年収を目指すため地方でパーソナルジムを開業する事は、理に適っているといえます。

集客に苦労しやすい開業後間もない時期も、ローコストの運営が可能な地方であれば比較的資金不足に陥る事が少なく安心して運営を考える事ができるといえます。

以下、地方でのパーソナルジム経営のメリットを更に幾つかに分けて説明していきます。
 
①イニシャルコスト・ランニングコストが安価

パーソナルジムの開業において、まずは店舗物件の費用(敷金・賃料・保証金)などがかかります。地方は首都圏と比較し賃料が安価で、特に敷金は月々の賃料が基準となるため、地方での開業はイニシャルコストを大きく抑える事にも繋がります。

アパートなどの例として、首都圏ではワンルームで5万円を超える賃料が発生するのは当然の認識ですが、地方では同じ賃料で2LDKの物件を借りることができます。よって地方では当然ランニングコストを大きく抑えた運営が可能でありながら、首都圏と同じ賃料の物件であれば何倍もの敷地面積となる物件を借りる事が可能となるので、設置するマシンのラインナップやセッションの内容など、ダイナミックな運営を考える事ができます。

また首都圏では競合店が多く、宣伝広告の面で様々な工夫を凝らし高い頻度で仕掛けてくる可能性が高いので、それに対抗する形でこちらもそれを上回る仕掛けを考えていく必要があります。地方ではパーソナルジムの数が少なく商圏内の人口も首都圏と比較し少ないので、看板やオープニングのお知らせなどにかかる費用、折り込みチラシやWEB広告の費用など宣伝広告におけるイニシャルコスト・ランニングコストを抑える事も可能です。

そして地方では天然資源が豊富な地域が多く、大きな川の近くなどにパーソナルジムを開業する事ができれば、首都圏と比較し電気料や水道料など日々のランニングコストを大幅に抑える事ができます。
 
②「地域一番店」を狙いやすい

首都圏は競合するパーソナルジムがかなり多数あり、マンションの1室でやっているトレーナーや小規模なジムも含めると、相当数のパーソナルシムが存在しています。つまり、セッション単価を下げる、宣伝広告のクオリティを高め頻繁に打ち出していくなど多くの戦略を練らなければ勝ち残っていくのが難しい環境といえます。

またコンセプトメイクにおける差別化により「他にはないジム」を目指す方法もありますが、どのジムとも被らない珍しい指導内容を提供する事は、様々なトレーニングやメソッドが乱立している中では相当難しいといえます。それに比べ地方では単位面積当たりの競合するパーソナルジムが少なく、また首都圏でのタイムリーな情報が遅れて入ってくるので、その時のブームが数年後に展開される場合が多い事から、その情報をいち早くキャッチし展開する事ができれば「地域一番店」を比較的狙いやすくなります。
 
③クライアント同士の繋がり(口コミの力)

地方では首都圏と比較し、クライアント同士の繋がりが強い事も特徴の一つです。もし一人のクライアントにセッション内容を気に入ってもらい、更に確実な効果をあげる事ができれば、ほとんどの場合口コミで紹介をしてもらう事が可能です。

人口の多い首都圏の場合でも紹介や口コミはありますが、大手のフィットネスクラブが紹介入会率1~2%を達成するのに四苦八苦している現状を考えると、地方における「隣の近所のお付き合い」の力は絶大といえます。先ほど経費の話にも触れましたが、口コミが増えれば宣伝広告費も抑える事ができ、更に経費を浮かす事ができます。

また紹介での入会者と一緒にジムに通っている方は、一人で通っている方と比較し運動を継続しやすいというデータがあります。特にパーソナルジムではクライアント一人あたりのセッション数がそのまま売上と利益に繋がるので、紹介者同士が長い期間続けて通っていただく事は、ジム運営に相当大きなインパクトを与えるといえます。

地方でのパーソナルジム開業のデメリット

地方では首都圏より低コストでのジム運営が可能である事は前述のとおりですが、全てにおいて首都圏よりメリットがあるとは言い切れません。当然ですが地方でのジム運営にもデメリットとなる部分がいくつか存在します。
今までは地方での開業についてのメリットを説明してきましたが、ここからは実際に経営を始める前に予測できるデメリットについて触れていきます。これを参考に、開業に向けた事前対策として役立てていただきたいと思います。
 
①商圏内人口数とフィットネス人口の少なさ

首都圏と比べて商圏内人口(一般に半径2km圏内といわれている)とフィットネス人口の少なさは、地方でジム経営を行う際の明確なデメリットの1つといえます。商圏内人口数とフィットネス人口が少ないという事は、クライアントとなる可能性のある人(見込み客)の人数が少なくなる事に直結し、効率的に集客する事は当然難しくなります。

どれだけ高い知識を持ったトレーナーがいて質の高いセッションを提供しても、ジムを退会する人は必ず一定数出てきます。2ヶ月コースなど期間を決め料金設定しているジムも多くみられますが、それは「2ヶ月で卒業」を意味する場合が多いので、その卒業を見越した上で常に新規クライアントを獲得する事が必須となります。

人口密度の高い首都圏などの地域であれば1日に何万人も乗降客数のいる駅の近くにジムを作り、その乗降客数や年代・性別などからマーケティングを考え、それを活かし多くの入会者を獲得する事が出来ます。地方では車での移動が多く商圏が半径数十キロに及ぶなど大変広くなるため、なかなか通りすがりの新規入会などは多く望めません。

フィットネス人口に関しても「農家だから身体を動かしている」「自宅が山に近いから脚は強い」など自身の体力を過信している方が多く、電車での移動やデスクワークによる運動不足を不安視する首都圏の方々と比較すると、自然にフィットネス人口は低くなってきます。

セッション単価について考える場合、地方では物価や賃料の相場から働いている方々の給与が決定されるので、世帯収入も少なくなる傾向にあります。そのため1時間あたり5千円~6千円前後が相場となるパーソナルトレーニングにあまり予算を掛ける余裕はない方が多いといえます。

また地方のフィットネスクラブは月会費が3千円~5千円程度に設定されている場合が多く、「1時間あたり5千円~6千円」は自分の身体づくりにおいて「適正価格」と感じない方が多いのが現実です。よってセッション単価の大幅なディスカウントを強いられたり、同じ単価であればセッション時間を増やす必要があるなど、収益の確保において様々な工夫が求められます。
 
②スタッフの確保

首都圏と比べパーソナルトレーニングへの理解や関心度が低いため、スタッフが集まりにくいというデメリットがあります。多店舗展開を考えている方や、パーソナルトレーニングと並行して別の事業を展開し、自身がセッションに入れない時に自分の代わりとなるスタッフを獲得するには、一定の苦労が伴います。

自分ひとりでジム経営をする場合は人件費を最小限に抑える事ができるので、賃料や光熱費などをうまく抑える事ができれば、安定した運営ができる可能性は高まります。但し前述のとおり複数店舗の展開は厳しくなるので、地方でのパーソナルジム開業はまず地域1店舗に絞り、余裕が出てきたら徐々に広い事業展開を考えていくのが賢明といえます。

地方でのパーソナルジム経営に向いている人とは?

〇向いている人
地方でのパーソナルジムに向いている人は、今後大きく店舗展開をせず単体の店舗で安定的にパーソナルジム経営をしたい方です。賃料においては広めの1K程度の物件であれば5万円以内で借りる事ができ、パーソナルジムであれば駐車場も1台~2台で済むため、プラス1万円もあれば開業の準備が整います。

また前述のとおり地域一番店になりやすいという事、口コミで広がりやすくクライアント同士の繋がりも強いので、安定的にジム経営が可能といえます。経営が安定することで、自分の時間や家族との時間を大切にしたいという方にとっても、安定的に経営が出来る地方での出店をお勧めします。

〇向いていない人
地方でのパーソナルジム経営がおすすめ出来ない人は、スタートから多店舗展開をしたいと考えている方です。こちらも前述のとおり商圏内人口数とフィットネス人口が少ないため、集客面で不利になってきます。もし地方にパーソナルジムを何店か同時に出店した時、そこから車で30分圏内に海外や首都圏に多店舗展開しているジムが何店舗かあるとします。そのジムがパーソナルトレーニングも導入していたとすると、恐らくその資金力を活かし大々的かつ定期的に宣伝広告を仕掛けてくる事が予想されます。

確かに地方では首都圏のように「1駅に1つのジム」のような数の競合は存在しませんが、その分パーソナルトレーニングにおける情報も少ないので、大多数の方はそこまで遠くなければまず名の知れた有名なジムを選ぶ傾向にあります。もしそうなった場合、それらのジムに負けないよう多額の宣伝広告費をかける必要が出てくるため、地方に出店しながら結局多額の経費がかかってしまいます。

経営者自身がセッションに入る時間を削り営業に回る時間が増える事で、ジム自体の品質低下に繋がってしまう事も考えられます。よって多店舗展開を検討している方は、地方での出店に成功したら、次は他県などの違うエリアに出店する事をお勧めします。それぞれの地方エリア一番店をつくっていくイメージです。
 
④まとめ

・地方は競合するパーソナルジムが少ないため広告費削減に繋がる
・賃料も安く、保証金・敷金の金額も抑えられる
・口コミでのクライアント獲得がしやすく、継続も促しやすい
・商圏内人口とフィットネス人口が少ないので、見込み客の数が少ない
・スタッフの確保が難しい
・地方では地域に1店舗のみの出店が理想

今回の提供させていただいた内容は筆者自身が首都圏と地方でパーソナルトレーニング事業を実際に展開し、その中で感じた事です。以前と比較しパーソナルジムが地方でも増加傾向にある分、インターネットなどで得られる情報量も増えてきているので、前述の内容をきっかけに様々な方法で情報収集し、ジム開業の成功に繋げていただけると幸いです。
 

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