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【未経験から考える!】パーソナルトレーナーの年収相場と稼ぎ方

寄稿

2021.09.21

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仕事をする上で最も大切にしていることは何でしょうか。 お客様満足度 良いサービスの提供 地域貢献 などなど様々だと思いますが、一番大切なのはこれではないでしょうか。 『お金を稼ぐこと』 みなさんはパーソナルトレーナーとしてこの『稼ぐ』ということにどこまで真剣に取り組んでおられますか?お金を稼ぐという話って、なんかこう胡散臭いというか、なんとなくそういう印象であまり考えてないという人が多いように感じます。でも実際は、一番大切なことだと僕は思っています。何のために仕事をするのか、それは間違いなく生活をするためです。 ・コロナ禍での生活、経済状況 ・老後の2000万問題 など、これからの生活に対して考え方が大きく変わることが起きています。将来にに対して不安や危機感を感じる方も多いでしょう。そこで今回はパーソナルトレーナーとして仕事をする上での、お金に関してお話していこうと思います。

パーソナルトレーナーの年収相場

パーソナルトレーナーの年収って気になったことありませんか?

単価ってどれくらいなのかな?
実際どれくらい稼げるのかな?
平均年収は?
一番稼いでるパーソナルトレーナーはどのくらいなの?

この仕事をしていこう!と思った時には少なくともお金のことも考えると思います。パーソナルトレーナーは稼げないということを、よく聞いたことがありますしネットでも見かけたことが何度もあります。しかし近年では、しっかり稼ぐことができる職業であるということが証明されつつあります。ジムを開業して何人ものトレーナーやスタッフを雇いつつ経営しているトレーナーや、テレビや雑誌などに紹介されているトレーナー、市外や県外にフランチャイズ化してジムを数店舗経営しているトレーナーなど、しっかりと稼げる職業なのです。

では、パーソナルトレーナーの年収相場はどのくらいなのでしょう。平均的な年収は、、、、ズバリ、、、

およそ500万前後です。

これはパーソナルトレーナーの単価やセッション数、総合的にみた数値です。そしてパーソナルトレーナーとして個人でこれくらいは頑張れば稼げるという年収は、、、

およそ1000〜1500万です。

「え?個人でそんなにはさすがに嘘でしょ、、。」と思う方も多いと思いますが、実際にそれくらい稼いでいるトレーナーさんはゴロゴロいます。パーソナルルームを場所貸ししている人や、オリジナルのグッズやプロテインを販売している人はこれ以上は余裕で稼いでいるでしょう。もちろん平均ですので相場よりも低い場合もありますが、今やしっかりと稼げる仕事なのです。

パーソナルトレーナーはどうやって稼ぐ

当たり前ですが、パーソナルトレーナーは『パーソナルトレーニング』のセッションでお金をいただきます。ほとんどの場合時間は60分。コースやトレーナーによっては45分や75分のセッション時間のところもあります、およそ60分と考えていいでしょう。セッションの単価は10分で約¥1000 で考える場合が基本ですが、現在は単価が上がりつつあります。60分¥7000〜、高いところでは¥15000を超える場合もあります。単価の設定に関しては、保有資格・大会戦績・経験年数・指導経歴などによって決定されることが多いです。

1日のセッション数はできても最大8名が限界でしょう。8名も多い方だと個人的に思いますが、それ以上多いと後半のお客様とのコミュニケーションの質が低下してしまいます。個人差はありますが、5名〜7名くらいでも良いと思います。セッションの間隔としては、例えば12時〜13時、13時〜14時というふうに1時間おきに詰めて予約を取る場合もありますが、私はオススメしません。12時〜13時、13時15分〜14時15分、または13時30分〜14時30分と15分〜30分間隔をあけておくと良いと思います。

理由としては、もちろん今は新型コロナ感染の危険性もあることから、なるべく密にならないようにすることでもあります。しかしその他にも、アフターカウンセリングの時間を大切に取ってほしいからです。セッションが終わった後に今後のトレーニングや課題・食事についてのアドバイスをしたり、お客様からの質問を受けたりします。お客様によっては、トレーナーとコミュニケーションを取りたいという方もいるでしょう。ですので、パーソナルセッションが終わったから「はい、終わり。お帰りください」というのではなく、その後のアフターサービスも大切にしていきましょう。そういったサービスの積み重ねが、お客様リピート率に繋がります。

しかしセッションのみの場合、稼げる数字や時間に限界があります。ですので、『商品販売』をするトレーナーも増えてきました。具体的には、OEMでオリジナルのプロテインやサプリメントを開発・販売したりなどです。開発したプロテインを自分のジムやショッピングサイトで販売したりします。

SNSやYouTubeなどである程度知名度のある場合は、Tシャツやハーフパンツなどのアパレル事業に展開するトレーナーも少なくありません。また、美容関係など似たような業種とコラボしてメニューを作ったり、商品を別のお店に置かせてもらい、販売する場合もあります。

正社員とパーソナルトレーナーの稼ぎ方の違い

トレーナーになる上で、フリー(個人事業主)になるか会社に入るかは大きく分かれますい、誰しも考えることだと思います。「どちらが稼げるか?」と言われれば、即答でフリーのトレーナーです。ただ、「どちらが貧乏になるか?」という質問も即答でフリーのトレーナーです(笑)

どういうこと?と思うかもしれませんが、これは当たり前のことです。正社員とフリーランスの大きな違いは、固定給があるか無いか、です。正社員であれば当然ながら決まった日にお給料が振り込まれ、保険の心配もありません。しかしフリーランスの場合、決まった日に自動的にお金が振り込まれる保証もなければ、例えあったとしても毎月同じ金額であるかどうかも定かではありません。ですので、安定を目指すのであれば正社員、自由な時間の使い方が欲しいのであればフリーランスを目指した方がいいと思います。

あともう一つ。稼ぎたい!と強く思う方も、フリーランスタイプだと思います。先ほどは貧乏になりやすいのもフリーランスの特徴と言いましたが、それは極端な話です。最低限のトレーナーの知識やマーケティングの勉強をすれば、極端に仕事がない!ということはほぼありません。正社員の場合よりも多くの稼げる確率の方が高いです。

フリーランスの場合は、

働く時間
パーソナルセッションの料金
指導内容

これらのことが自分で自由に決められます。休みの日まで自由に選択でき、金額も高い安いを決められるのでかなりのメリット言えます。例えば1日に最長5時間しか働きたくないというのであれば、1日5時間労働でも生活ができるくらいの料金設定をすればいいのです。ただし、相場よりもあまりに高い料金を設定するとお客様リピートしずらいので、その点注意していきましょう。

お客様は何にお金を払うのか

お客様がパーソナルトレーニングを受ける目的は様々です。ダイエット、筋力アップ、身体の機能改善などなど。自分が理想とする身体になるためにトレーニングを選択し、教えてもらうことにお金を払います。当たり前と言えば当たり前ですが、自分自身ががなりたい身体になるためにお金を払っているという答えは、正解としては50%くらいですね。なぜならお客様はトレーナーや施設のサービスに対してお金を払おうと思うからです。

結果を出すのはある意味当たり前のことです。しかし結果と同様に、トレーナーの人柄や施設のサービス度を見ています。

【パーソナルトレーナーの人柄】

どんな仕事においても、契約をしてもらう・担当になる方の人柄は大切です。気質的な合う合わないはもちろんありますが、どんな人の担当になるのか、その人はどんな人なのかはやはり気になりますよね。パーソナルトレーナーも同じこと言えます。ましてや一対一の空間で、身体のことを指導してもらうとなると、やはりその人の印象や対応は大切な選択要素になるでしょう。どんなに知識があって、腕がいいトレーナーであっても、例えばあいさつができないトレーナーに教えてほしいとは思いません。基本中の基本ですが、来館・退館されたときのあいさつやテンションは大事です。今日来てよかったなと思ってもらえるかどうかで、次回のリピートに繋がります。トレーニングはきついですが、気持ちは元気づけることができる仕事でもありますから、頭にいれておきましょう。

服装や髪型などの見た目も大事です。指導中にスーツを着ることはないですよね。基本的には動きやすい服装、短パンやフィットパンツにTシャツというスタイルです。シンプルな服装ですが、何でもよいというわけではありません。襟元がゆるゆるに伸びたTシャツや、ダボっとしすぎたスウェットパンツ、パジャマような服装などなど、指導する立場にはふさわしくない格好もありますよね。高価なものや特別なものを身につけろ!というわけではありません。黒髪短髪で!というわけでもありませんが、最低限清潔感のある格好で、相手から見ても気持ちの良い見た目を意識しましょう。

【施設のサービス】

今では様々なパーソナルジムができています。大手から個人店まで、スペースの広さやマシンの種類など、他店舗との差別化がさらに難しくなっています。お客様が施設に対してどのようなサービスを求めるかはそれぞれです。お水が無料で提供されるのか、最新の器具があるのか、駐車場が広いのか。ターゲットにするお客様にもよりますが、ジムを開業するのであれば『施設の強みはココです!』という点を一つや二つは持っておきましょう。地域によって特性はありますが、個人的には駐車スペースに強みがあると、お客様の満足度が高い傾向にあると思います。都内ではない限り、移動手段の基本はやはり車です。駐車スペース付きのジムなのか、コインパーキングに止めるジムなのかでお客様の来館のモチベーションに繋がることは少なくありません。もちろん無理にとは言いませんが、人気のあるジムや近隣のジムなど、どのような施設サービスを提供しているのかをリサーチしておくことも良いでしょう。

パーソナルトレーナーのその先を考える

ここまで基本的なパーソナルトレーナーの稼ぎ方についてお話してきました。結論、お客様はトレーナーの知識やスキルにお金を払うよりも、人柄やどれほど喜ばせてくれるかにお金を払うのだと思います。僕自身、結果を出すことは当たり前に考えていて、それ以外のところを気をつけているかもしれません。お客様一人一人によって性格やタイプが違いますから、話し方や口調を変えたり、この人にはこういう話題は興味持つなーとか、この話題は控えたほうがいいなーなど、目に見えないところに意識を向けています。そうすることで、そのお客様にとっては身体だけでなく、話を聞いてくれるトレーナーとしてメンタルもサポートできるようになります。それがリピートに繋がってくるのです。

みなさんはパーソナルトレーナーになったその先のことを考えたりもしてますか?もちろん40代、50代になってもトレーナーをやっている人もいますし、ずっと指導者として現場に立ちたいという人がいれば、それはそれで素晴らしいことだと思います。ただ、もう少し視野を広くして考えたり、自分の将来のことに少し目を向けたときに、自分が現場で働くしかお金発生しないというのはどうでしょう。少し不安になってきませんか?今では2000万問題やコロナ後での経済状況など、将来への不安要素はたくさんあります。『不労所得』だけで、とまではいかなくても、何か自分が現場に出なくても収益が発生する仕組みづくりを今のうちからしておくと良いでしょう。

例えば、自分のジムを時間貸しで他のトレーナーに使ってもらう。自社のオリジナルグッズを開発する。他社の商品の代理店になり、商品を販売する。初めのうちは金額は少ないかもしれませんが、それでも少しずつそういった仕組みづくりを心がけていれば、商品を売るというノウハウが培われます。それはいずれ、自分自身の生活を支える貴重なスキルになるはずです。今を考えるのは本当に大切ですが、少し未来、そしてその先の未来も見据えて、パーソナルトレーナーとして頑張っていきましょう!

▼ライター
高月宏和(Hirokazu Takatsuki)
スポーツ系の専門学校を卒業後、J1リーグに所属する静岡の清水エスパルスに入社。一般の方からプロ選手までのトレーニング指導を5年経験したのち、パーソナルトレーナーとして独立。独立から7ヶ月後にパーソナルジム『BodyBrand』を設立。主に一般の方の『美姿勢づくり』『ダイエット』をサポートするパーソナルジムとして定評があり、現在は5名のトレーナーと活動中。

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