
今回は、入社わずか2ヶ月でセッションデビューを果たした梅田店の新人トレーナー、重髙壮汰さんにお話を伺いました。専門学校で学年1位の成績を収めた実力者である重髙さんが、なぜRatを選んだのか、そして将来の夢について語っていただきました。 サッカーで培った経験から、パーソナルトレーナーとしての成長、そして最終的に目指すサッカー界への復帰まで、熱い思いに満ちたインタビューをお届けします。
Q. 現在のお仕事内容を教えてください
A. お客様のセッションと食事指導、店舗業務をしています。
入社してまだ2ヶ月なんですが、おかげさまでセッションデビューを果たすことができました。今は指名をいただいたお客様の食事指導をしたり、店舗の掃除や洗濯といった業務にも取り組んでいます。まだまだ学ぶことが多いので、毎日先輩方から研修を受けながら、一歩ずつスキルを身につけているところです。
Q. セッションデビューのための社内テストは厳しかったですか?
A. 正直とても厳しかったです。(笑)
Ratのセッションデビューの社内テストって業界でも厳しいって聞いてはいましたが、本当にその通りでした。僕もほぼ毎日先輩方に研修していただいて、なんとかデビューできたって感じです。正直大変でしたが、その分しっかりとした技術が身についたと思います。
お客様に安心してセッションを受けていただけるレベルまで引き上げてもらえたので、厳しさにも意味があったなって実感しています。
Q. 専門学校ではどのような勉強をされていたのですか?
A. スポーツトレーナー科で勉強をしていました。
専門学校ではスポーツトレーナー科に在籍していて、自分で言うのもちょっと恥ずかしいですが、成績はよかった方だと思います。トレーニングに関する幅広い知識を学んでいたので、基礎知識があったおかげで、研修でも理解が早かったかもしれません。ただ、実際の現場ではまだまだ学ぶことばかりですね。
Q. スポーツとの関わりについて教えてください
A. 小4からサッカーを続けていました。
僕は広島出身なんですが、小学4年生からずっとサッカーをやってきました。それと、うちの父が海好きで、家の近くに海があったこともあって、毎年のように海で泳いだりマリンスポーツを楽しむようなアクティブな環境で育ったんです。今思うと、そういった経験が現在のトレーナー業務にも活かされているのかなって思います。
Q. トレーナーを目指したきっかけは?
A. 高校時代に怪我でトレーナーの方に支えてもらった経験からです。
高校でサッカー部をやっていた時、僕は怪我が多くて、トレーナーの方と関わることが本当に多かったんです。その時にトレーナーの方が、体のケアはもちろんなんですけど、精神的にもすごく支えてくださって。辛い時期を乗り越えられたのも、その方のおかげでした。その経験から「人を支える仕事っていいな」って心から思うようになって、自分も今度は誰かを支える側になりたいって強く思ったんです。
Q. パーソナルトレーナーを目指した明確なきっかけがあったのですか?
A. アルバイト先のお客様に「お兄さんのおかげで変わった」と言われたことです。
専門学校時代に24時間ジムでアルバイトをしていたんですが、そこであるお客様にマシンの使い方や食事のことをアドバイスしていたんです。それで2〜3ヶ月後にその方と再会した時、なんと7キロも痩せていらっしゃって。
その時に「お兄さんのおかげでめっちゃ変わったよ」って言ってもらえて、すごく嬉しかったんです。その瞬間に「ありがとう」って言われた時の気持ちが忘れられなくて、一対一で向き合うパーソナルトレーニングっていいなって思いました。これが僕のパーソナルトレーナーとしての原点ですね。
Q.Ratを選んだ決め手は?
A. 「楽しい学校のようなジム」というコンセプトに惹かれました。
実は最初、たまたまGoogleで検索していてRatのサイトを見つけたんです。その時に「楽しい学校のようなジム」っていうコンセプトを見て、すごく興味を持ちました。
特に「卒業制度」というのが印象的で、お客さんが一人でできるようになるっていう考え方に魅力を感じたんです。選考を進めていく中で、お客様だけじゃなくて自分自身も成長できる環境だということや、結果だけでなく過程をしっかり認めてくれる会社だということが分かって、ここで働きたいって強く思いました。
Q. 面接で印象に残っていることはありますか?
A. スタッフ全員に一貫性があることと、エリアマネージャーに認めてもらえたことです。
店舗見学をさせていただいた時に、先輩方や店長さんとお話しする機会があったんですが、一人ひとり考え方は違うのに、みなさん全員に一貫性があるなって感じました。それがすごく印象的でした。
そして二次面接でエリアマネージャーのオフィスにお邪魔した時、僕のことをすごく認めてくれているというか、その考え方や接し方が本当に素敵だなって思ったんです。あの時の感覚は今でも覚えていて、Ratで働きたいという気持ちが決定的になりました。
Q. 働き始めて感じた違いはありますか?
A. 先輩方のレベルが想像を超えて高かったです。
入社前に期待していた以上に、研修制度がしっかりしていることにまず驚きました。そして何より、先輩方それぞれの考え方が、僕の想像を超えるレベルで高くて。専門学校で成績も悪くなかったし大丈夫、って自分なりに基準を高く持っていたつもりだったんです。
でもRatに来てからは、それを数段上回るレベルで常に意識を高く持てる環境だなって実感しています。先輩も同期も、本当にすごいなって尊敬の気持ちでいっぱいです。
Q. お客様との印象的なエピソードはありますか?
A. 初セッションで指名をいただき、今では楽しく会話できる関係になりました。
セッションデビューの記念すべき初回で、なんとお客様から指名をいただけたんです。本当に嬉しかったですね。
最近ではその方との信頼関係もしっかり構築されてきて、趣味の話で盛り上がったりしています。トレーニング中も楽しい要素を取り入れながら指導させていただいているんですが、最近は向こうからも僕をいじってくるようになったりして(笑)。お互いに冗談を言い合えるような、そんな楽しい雰囲気でセッションができているのが本当に嬉しいです。
Q. 働く上で心がけていることは?
A. 常にお客様のことを考えて行動することです。
僕が一番大切にしているのは、お客様のことを常に考えて行動することです。お店の清潔さからセッション中の会話まで、すべてはお客様に満足していただくため。お客様に満足してもらってこそ、パーソナルトレーナーって成立すると思うんです。ただ、お客様のことばかり考えて自分が壊れちゃったら元も子もないので、自分自身のケアもしっかりするように心がけています。研修を重ねて成長していこうって、毎日意識しながら働いています。
Q. 将来の夢について教えてください
A. 最終的にはプロのサッカーチームに関わりたいです。
僕の最終的な目標は、やっぱりサッカーに関わることなんです。プロのサッカーチームに帯同するトレーナーでもいいし、サッカー選手個人と契約するトレーナーでもいいんですけど、いずれはアスリートの方と関わっていきたいなって思っています。
ただ、いきなりプロの現場に飛び込むのは難しいので、今はパーソナルトレーナーとして一対一での指導スキルをしっかり身につけたいんです。ここRatで学んでいることは、将来の夢に向けた確実なステップだと思って頑張っています。
Q.最後に、これからトレーナーを目指す方へメッセージをお願いします
A. 自分に合った会社を選んで、本気でまっすぐ進んでほしいです。
やっぱり自分に合った会社を選ぶことが大切だと思います。無理して「行かないといけない」と思って選ぶ会社ではなくて、本当に自分が興味を持った会社があるなら、本気でそこにまっすぐ進んでいってほしいなって思うんです。
僕自身、Ratと出会って心から「ここで働きたい」って思えたからこそ、今こうして充実した毎日を送れています。皆さんにも、そんな会社と出会ってもらえたらいいなって思います。